相続・財産
相続や財産は残された家族にとって、これからを生き抜いていくための重要なモノになる反面、兄弟や家族や親族間のトラブルになる一番の原因。
老後やその後の家族を心配しないようにするために、早いうちに相続について家族や兄弟と話合っておく必要があります。
昔のように長男が全ての後を継げば終わり、ではなくなってきているんです。
子供が一人っ子のご家庭は相続といっても、生前にしておくような問題はあまりありません。
むしろ、子供が二人三人四人といるご家庭です。
分けられるモノは亡くなった後でも分けるでしょうけど、分割できないモノをどうするかなどを決めておく必要があります。
相続の期限が迫った中で、当事者同士がどれを相続するのかを話し合ってもすんなりと解決せず、かえって問題が生じてしまうだけです。
自分たちが亡くなった後も、一族や家族、親戚が今までのように仲良く協力して生きていってもらうためには生前に考えて、話し合っておくことが大切なんですね。
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財産相続と祭祀相続
亡くなった後の相続には財産相続と祭祀相続があります。
財産相続自体の手続きはそれほど難しいものではありません。
権利書の登記を住民票のある各地方法務局でやり直したり、郵送のやり取りで手続きは簡単に終わります。
問題になるのはその手続きの中にある協議書と呼ばれる類の書類。
相続人全員の署名と実印、それぞれの印鑑証明書が、相続する対象の数だけ必要になります。
どういうことかと言うと、例えば家、土地、車、各貯金、保険・・・などお金が関係する権利物それぞれに署名と実印と印鑑証明書が必要になってくるんです。
しかも、もし財産相続自体を放棄したいのであれば、本人が亡くなって相続が開始された日から3ヶ月以内に家庭裁判所に申し述べをする必要があります。
っとまぁ・・・
あまり簡単には進まないケースも多いのはこういった理由です。
祭祀相続と呼ばれるものには、お墓や仏壇といった一家にひとつしかないものが相当します。
お墓や仏壇も昔は長男が家を継ぐのと一緒に後を継いでいたのですが、長男が遠くに引っ越しして帰ってこなかったり、女兄弟しかいない家庭が増えたりと、問題もケースによって様々。
今の時代、それぞれの家庭にそれぞれの問題があるので、相続の解決策や方法も家庭によって千差万別。