遺書や遺言は残された家族に託す最後のメッセージ・エンディングノート。老後に一人でまたは夫婦二人でゆっくり考えて。

遺書・遺言

遺書や遺言は残された家族に託す最後のメッセージ。

相続で争うような財産が無いから、遺書とか遺言とかエンディングノートは自分には必要無いなぁとか思っていませんか?

争う財産がなくても、予期せぬ争いが起こるのが相続です。
本当に争うような財産ありませんか?
家は?土地は?貯金は?株券は?保険は?車は?現金は?借金は?
遺書はそういった、しなくてもいい争いを防いでくれる効果もあります。

遺言状は相続争いを防ぐためだけのものでは、当然ありません。
自分の身にいきなり不幸なことがあったときの延命治療や葬儀の処遇を記しておいたり、口に出しては言いにくい感謝の言葉や想いを、悲しみにくれる家族へ打ち明ける最後のメッセージ。
葬儀は家族のみでしめやかにとか、本当はこう思っていたよとか。

また、遺書や遺言を考えることで自分の人生を見つめ直すいいチャンスだと言う人もいっぱいいます。

自分の最後を考えると、来年の自分、来月の自分、来週の自分、明日の自分、今日の自分が見えてきます。
それはこれからの老後を楽しく送るためにはとても大切な考え方です。

まだこんなにやりたいことが残っていたとか、短期的もしくは長期的な自分なりの目標を見つけたり再確認できるんですね。

エンディングノートの書き方

エンディングノートは財産のあるなしに関係ない!!

遺書や遺言と聞くと財産について書かれてある硬いモノってイメージがありますが、最近は『エンディングノート』なるものがシニアの間で話題になっています。

財産も含めて、介護や医療、延命治療、臓器、お墓、納骨、供養、ペット、連絡リストなどを書いて残しておくメッセージノートです。

ただエンディングノートを書くだけなら法的な効力はありません。
自分の希望や伝えたいメッセージ、思ったことを自由に書いておいて、それを尊重して下さいねと伝えるためのノートです。
いろんなメーカーから販売されているので、実際に手にとって比べて、自分が書きやすそうなノートを選ぶといいですよ。
また、行政書士が主催するエンディングノートの書き方や遺言状の書き方のセミナーも各地で開催されているので、興味が少しでもある人は参加してみるといいかも。

法的効力を持たせた遺言にしたい人は、エンディングノートを作製するよりも公正証書を正確に作成する必要があります。

エンディングノートの場合は必要になる書類や資料はありませんが、公正証書遺言状を作成する場合には公証人や印鑑証明書、戸籍謄本や住民票の写しなど他にも財産の種類によっても用意する書類や資料が出てきますので、資格を持った人にお願いした方がいいです。

また、あまり知られていませんが、エンディングノートには手数料や費用はかかりませんが、公正証書遺言状には目的財産の総額によってそれぞれの遺言に手数料が5,000円から数十万円までの費用がかかります。