リフォーム
リフォームも老後になると考えなければならなくなってきます。
老後の住宅リフォームをどれだけ考えていますか?
リフォーム費用やリフォーム箇所、リフォーム度合い・・・
身体が動かなくなってくると、自分の家でもあれこれと都合が悪くなったり、不自由に感じるところが出てくるんです。
年と共に足や腰、股関節の可動域が狭くなるのはしかたありません。
常日頃から運動を欠かさずにしていても、だんだんと動きが悪くはなります。
老後の住宅リフォームで大切なことは、体力や運動神経で補えないところをリフォーム費用を出してカバーしてもらうことです。
足もきちんとあがるし、身体に力が入る人がバリアフリー工事をしてもリフォーム費用の無駄使いになってしまうでしょ。
老後の限られた資産を有意義に使うためにも、老後の住宅リフォームの費用から箇所、度合いまで一緒に考えていきましょう。
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リフォームの今と昔
私が幼少のころ(昭和初期)は、リフォームなんて言葉なかったですよ。
ほとんどの住宅が平屋で階段に苦労することもなかったし、トイレだって今のように便利な椅子タイプの洋式トイレではなくて和式トイレでしたし。
でも今は、2階建て、3階建ての住宅がほとんどで、アパートやマンション、安い賃料の市営住宅に住む高齢者がいっぱい。
子供たちと一緒に生活してる人はまだしも、最近は仕事の都合で一緒に生活出来ない人も多いじゃないですか。
そんな一人暮らしや夫婦二人暮らしの老後では、不安に思うケースも。
だからなのかな、最近では老後には必ず住宅リフォームをって言われる。
でも、リフォームも費用が馬鹿にならないでしょ。
リフォームすれば快適になるのは分かるんですけど、それと費用を考えてしまうと、それよりも必要だと思うことも少なくはないんですよね。
だからこそ老後では、全体をある程度快適になるようにリフォームするのではなく、日常使いで不都合を感じたところから、リフォーム業者と相談しながらリフォームしていくのがいいと思います。
リフォームは費用も大切ですけど、肝心なのは『リフォームの度合い』だと私は思います。
例えば、立ちあがるための手すりひとつでも、手でつかんで立てればなんでもいいってわけじゃないんですよ。縦がいいのか横がいいのか、角度がある方が使いやすいのか、握力がなくなってくるのを考えれば腕全体で体重をかけられるタイプにするのがいいのか、、、それも補強材を入れなければならないのか、介護保険が適用されるのか。
自分に合った住宅のリフォームを考えましょう。