照明リフォームは、快適な老後生活を送るためのひとつの手段です。

照明リフォーム

照明リフォームって聞いてもあまりピンとこないでしょう。

照明リフォームはまだあまり日本では馴染みがなく、リフォームの優先順位も後ろの方です。

照明リフォームってどんなのがあるかというと、寝室の照明リフォーム廊下の照明リフォームなんかが代表的。他には蛍光灯の電球をLED電球に取り換えるのも照明リフォームの一つですが、これもリフォーム費用の方が思ったよりも高額になってきます。

ここではそれぞれのリフォーム工事のおすすめポイントを押さえていきます。


● 寝室の照明リフォーム

寝室は今までもそしてこれからも一日の内の約3分の1を過ごす大切な場所。

これまでは寝ている間にトイレに起きる回数もしれていたかもしれませんが、これからは夜中にトイレに起きる回数もどんどん増えていきます。
その度に読書が出来るほどの明るい照明を付けたり消したりを繰り返していたら、自律神経が弱ってしまい普段に疲れを残す結果になります。

また、夫婦一緒の寝室を使っている人たちでは、トイレに起きて電気を付ける度に横で寝ているパートナーを深い眠りから意識を戻すことにもなります。

他にも、深夜に起きて照明を付けようと、真っ暗な中、スイッチを探して歩いて何かにつまずいて怪我をしたなんて話も聞きます。

ですので、老後の生活での寝室の照明リフォームとしては、普段使いの明るい照明とは別に眼に優しいくらいの明るさの照明を付け足すというのがポイントになります。
その際、頭の上から顔を照らすような場所に設置する必要はありません。
うっすらとでも足元を照らしてさえいれば、ぼんやりと全体が見えてきます。


● 廊下の照明リフォーム

廊下の照明リフォームでは寝室の照明リフォームと同じことが言えます。
廊下の照明リフォームは、老化現象のひとつ、夜中のトイレに行くために必要になってくるリフォームです。

夜中に度々、付けたり消したりするので、普段使いの天井から全体を明るく照らす照明は必要がなく、足元がうっすらと明るく照らしてさえいれば大丈夫。

夏の夜、石畳の足元をぼんやりと照らす蝋燭や行燈のような照明が廊下に点々とあればそれだけでも違います。