国内旅行
国内旅行は時間にゆとりのある老後を送る人に断然おススメな旅行で、人気の行先はやっぱり沖縄と北海道。
サラリーマン時代は旅行に行く時間もゆとりもあまりなかったとか、行けても祝日や連休と重なってどこも渋滞や混雑、さらには旅行の料金までも割増で日数を制限していたとか、子育てに時間を追われて家族全員で旅行しようとしても費用が負担になってあきらめていたとか。
老後はこれまでの制限がいろいろと取り払われていく自由な時間。
まずは旅行の仕方。
旅行会社のツアーやプランを利用して旅行するのか、自分たちで宿泊先から食事まで全て考えて決める旅行にするのかで大きくわかれますね。
旅先に宿泊させてくれる友人がいるなら別ですけど、飛行機を利用して旅行しようと思うなら各旅行会社が出してるツアーやプランにお世話になるのがおススメです。
旅行会社のツアーを利用して飛行機に乗るのと、個人で航空券を取って飛行機に乗るのとではあまり大差がないんです。
季節や旅先によってはホテルと航空券がセットになってるツアーを利用した方が、個人で予約するよりも安くなるケースもいっぱいあります。
国内旅行の費用
国内旅行といえども旅行ですから、費用があまりかかるようだと行けないし。
とあきらめムードの方、何もホテルや民宿に宿泊するのが旅行の楽しみだけじゃないですよ。
最近では特に、日にち限定の格安ツアーやいろんな意味で話題の格安バスツアー、食事なし激安ツアーなどいろいろな商品があります。
でも、さらに旅行会社を利用しないで安く旅行を楽しむやり方もあります。
それが、自家用車でのぶらり国内旅行です。
シニア世代にも流行ってる自家用車やキャンピングカーでの国内旅行を最近はよく見かけます。
宿泊ベッドと生活空間、つまり超簡単な家で移動してるようなモノです。
通常の旅行ならペットも一緒に旅行ができたり、行先や時間を決めないで自由に楽しめると大人気。
車中泊快適グッズ専門店もあるほど、いろんな世代で流行っています。
なぜこんなに人気なのかというと、やっぱり費用が格安に抑えられるということですよね。
ただ、気を付けないと行けないのが、『マナー』と『エコノミー症候群』。
自家用車での旅行で気を付けないといけない『マナー』とは、ゴミ捨てのマナーやアイドリングのマナー、そして宿泊地のマナーです。
ゴミはきちんと分別して自宅に持って帰るのが基本ですし、アイドリングは近所の人に迷惑になります。そして宿泊地つまり駐車場の確保ですが、キャンプ場やレストイン、公共の駐車場を利用して迷惑にならないようにしましょう。最も簡単なのが、高速道路にあるサービスエリアやパーキングエリア。
新しいサービスエリアやパーキングエリアには温泉や銭湯、シャワーが付属されてるところもあるし、簡易宿泊ベッドがある施設、子供を安全に遊ばせておけるキッズスペース、犬のストレスを軽減するためのドッグランなどサービスも豊富です。
自家用車での旅行で気を付けないといけない『エコノミー症候群』とは、災害時に自家用車で寝泊まりを余儀なくされて翌日に亡くなっていたなんてニュースを耳にされた人もいるかと思いますが、一定の姿勢で居続けることで血管が圧迫されて血栓が溜まって運動機能に支障が生じる病気です。
セダンタイプの自家用車での旅行だと、いくら座席の背もたれをいっぱいまで倒したとしても、狭い運転席に座ったままだとお尻やふくらはぎや腰の辺りを圧迫してしまうんです。
そこで、エコノミー症候群を防ぐためには定期的に休憩を取って、軽い運動をしましょう。