生命保険や医療保険を老後は見直す必要がでてきます。

生命保険

生命保険や医療保険を老後は見直す必要がでてきます。

今までなぜ生命保険に加入していました?

家計を主に支えている人にもしものことがあった場合に、残されたパートナーや子供たちが自立するまでの間の負担が少しでも軽くなるように、生命保険の会社や保険料や受け取り金額を選んでいたはずです。

あなたやパートナーが老後を迎えるときには状況が変わっていませんか?

つまり、今まで必要だと思っていた多額の生命保険受取金額がそれほど必要ではなくなっているというわけです。
生命保険受取金額なんて高ければ高い方がいいと思うかもしれませんが、老後に今ままでと同じような条件の生命保険だと保険料負担が大きくなります。

死亡確率が高い年齢になると、それに比例して保険料も高くなります。

その高い生命保険料負担が全く苦にならないほどの余裕があればいいですが、なかなかそういった人はいないのが現実です。

さらに、老後を迎える年齢ともなると、身体の不調が際立ってきて病院のお世話になるケースも度々です。

それが三大疾病と呼ばれる『癌』『脳卒中』『心筋梗塞』だと、その医療費負担が気になってきます。

また、最近話題の『先進医療』、この最新の医療を高度な技術を持つ医者やスタッフがいる設備の整った病院で受けようと思うと、さらに医療費の負担額が大きくなります。

一口に医療費と言っても、治療費や手術費、通院費、入院費などいろいろな費用があるので、生命保険の保険料と医療保険の保険料とを一緒に考えてみたほうがいいでしょう。

また、これらと同じよう重要になってくるのが『介護保険』

介護保険や医療保険を考えると、今までのような生命保険が必要無くなる人は結構いるんじゃないでしょうか。

生命保険の見直し

上で書いた以外でも、生命保険の見直しが老後には必要です。

それが相続税贈与税所得税といった税金です。

生命保険については、契約者と被保険者と受取人の関係によって上の税金が課税される場合があります。
その中でも入院・通院手術給付金、特定疾病保険金、高度障害保険金、介護年金・介護一時金非課税ですので注意してください。

つまり、老後を迎えるようになると、預金額を含めた財産の総額のおよその見当がつくようになりますので、その金額如何によっては生命保険の契約者や受取人を変更する必要が出てきます。