老後の田舎暮らし
老後の田舎暮らし、誰もが一度は考えた経験ありませんか?
一生、自分の好きなことだけをして裕福に生活できるなら、みんなしたいものですけど、そうは現実がさせてくれません。
生活に必要な給料を受け取るために企業に就職。
通勤や社会生活に都合のいい都会や副都心に住居を構える。
学校や病院もいっぱいあるし、友達もできたから永住。。。
いろいろ他の理由があっても、これが一般的な日本人の生活です。
だからこそ、老後は別の暮らしがしたいと思う人が増えてます。
特に、老後に田舎暮らしを始める定年退職者が増加していて、都道府県によっては定住促進制度がある田舎も結構あります。
田舎暮らしを始めるための定住促進制度もいろいろあって、2年以内に住宅を建てるとか、5年以上定住するとか、一定の条件はあるものの、都会では考えられない規模の土地を無償提供してくれたり、野菜の作り方の講習会を開いてくれたり、農業用の道具を貸出してくれたりと、特典満載です。
老後の田舎暮らしを楽しむためには
老後の田舎暮らしで人気のある都道府県ってのがあります。
なんと、一番人気は福島県なんだとか・・・
理由として挙げられているのが、都会まで約2時間ほどで行けるし、物価が安いからだそう。あなたはどう思いますか?
続いて、千葉県や長野県が人気があるそうです。
時間に縛られない、静かな大自然に囲まれての生活で趣味を満喫したり、新しい興味にチャレンジしたり。
例えば、釣り、家庭菜園、農業、酪農、陶芸、キャンプ、山登り・・・
老後の田舎暮らしの目的や場所は人それぞれでも、共通してるのは田舎暮らしでの目的を持っているってことです。
なんとなく勢いだけで、流行ってるからといって目的無く田舎暮らしを始めた人たちは、数年で元いた土地へ帰ってしまうケースが多いですね。
それと、適度に都会に行ける距離の田舎暮らしが人気があります。
つまり、都会に行ける距離で目的のある田舎暮らしが長続きするんです。
老後の田舎暮らしを楽しむための費用
都会暮らしと田舎暮らしの一番の違いはなんといっても生活費。
都会だと家賃も物価も高いでしょ。
夫婦二人のひと月あたりの生活費も25〜30万円くらいが相場です。
その点、田舎暮らしだと家賃も物価も安いです。
夫婦二人のひと月あたりの生活費も15〜20万円くらいが相場。
国民年金を20歳のときから60歳まで40年間、きちんと満額払い込んだ人でも受給できる老齢基礎年金額は一人約80万円です。
つまり、夫婦二人の都会生活だと最低でも年間にして約300万円の支出で、収入は約160万円・・・年間約140万円の赤字ということになります。
ましてや、60歳から年金が受け取れるまでの数年間は1年間に約300万円もの赤字が続くという計算になってしまいます。
60歳で定年退職したとして、年金を受け取れるまでの数年間にどれだけ預貯金を減らさないかが、長い老後を楽しむためには必要な対策です。
その数年間だけでも思い切って、田舎暮らしを始める人、増えてます。
ひと月に10万円も支出が減ると、年間で120万円、5年間で600万円。
単純計算だけでも、これだけの支出が田舎暮らしで減らせるなんて・・・
退職して数年間だけでものんびり田舎暮らしを始める人、増えてきそうです。