老後に引っ越しや移住をしようと考えてる人、引っ越し会社によって特典のあるお得なシニアプラン・割引があります。

高齢者の引っ越し事情

明日、引っ越ししようと思ってすぐにできる人なんていません。
引っ越しにはそれなりに下調べと準備、それと覚悟が必要になります。

引っ越し先の確保はもちろんとして、何を持って行って、何を持って行かないのか・・・いわゆる流行りの「断捨離(だんしゃり)」ですよ。
これにかなりの時間がかかります。
毎日、ちゃんと整理整頓していたとしても60年以上もの思い出がいっぱい詰まってますからねぇ。
片づけてると次々に思い出が甦ってくるし、話がつきないんですよ。
いろんなモノにいろんな思い出が詰まってるから、結局、捨てられない。

老後に国内リゾートや海外リゾート、田舎暮らしを問わず、どこか別の地域へ移住・引っ越しを考えてるあなた。
高齢者には高齢者なりの引っ越しのやり方ってのがあります。
若いうちの引っ越しと老後の引っ越し、どんな違いがあるかわかりますか?
比較してみましょう。

高齢者なりの引っ越しのやり方

まず、絶対に捨てられないモノ、持っていくモノを決めてしまいましょう。
理由なんてなんだってかまいません。
記念のモノだとか、次の生活でも使うからだとか、好きだからとか。
そして、どうしようか迷ってるモノを集めて置いておきます。
迷ってるモノは最後です。
最後に、捨てられるモノをちゃっちゃと捨てていきましょう。

だいたい片付いたら、引っ越し先での置き場所や大きさを確認しよう。
入れたいところに入らないんじゃぁ、新しい生活に必要無いってなります。

老後の引っ越しで大変なのは、まだまだあります。
荷づくりや荷ほどき、不用品の回収、家具設置、使い終わった梱包材の処分、ホームクリーニングは通常の引っ越しプランだとオプションで別料金になってますが、高齢者用の引っ越しプランだとセットになってるのもあるんです。

そしたら後は、引っ越し業者選びですね。
最近では各引っ越し会社がそれぞれの高齢者用割引プランを用意してあるので、費用や内容が自分に合った引っ越し会社を選んでください。
ここでポイントになるのが「合い見積り」です。

老後の引っ越し費用

最低限の高齢者単身引っ越し費用は、2万円から5万円と考えてください。

値段の差は距離やサービス内容の差です。
各引っ越し会社がそれぞれにシニアプランや高齢者割引、シルバーパック、高齢者単身パックといった名目のサービスを用意してくれています。

引っ越しの際に必要な基本の作業としては、
小物荷づくり、大物梱包、搬出、搬入、養生、転送、家具の設置、
小物荷ほどき、資材回収が考えられます。

他に、高齢者の引っ越しだからこそのサービスがオプションで付けられます。

引っ越し後の生活相談や家具販売、家電販売、模様替えの手伝い、不用品の引き取り、家事代行、各種手続き代行を別料金で準備してるところもあります。

引っ越し費用をいろんな会社に合い見積りをしてもらう比較サイトもランキングサイトも充実してますし、「合い見積りしてるんですけど」と一言言うだけで、サービス特典をおまけしてくれるケースも実際にはあります。

実際に知り合いが、引っ越しの比較サイトで合い見積りをとって、大手の引っ越し会社を選んだのですが、説明に来た人もサービス内容も作業してくれた人もよかったし、少しおまけしてもらえたし、何の問題もなく終わって、申し訳ないほど安かったと言ってました。