特別養護老人ホームは入居待ちの多い人気の老人ホームです。特別養護老人ホームと有料老人ホームの違いも含めてまとめてあります。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、65歳以上の高齢者で常に見守り介護が必要な人、さらに自宅での家族の介護や訪問介護が難しい人を対象にした施設。

居室タイプは相部屋が一般的だったのですが、最近ではプライバシーを優先したり付加価値として個室タイプのある特別養護老人ホームもでてきました。
やっぱり、高齢者だからって、みんなで一緒に生活するのが一番いいとは限りませんよね。
楽しい時間も要るけど、それなりに自分の時間も大切にしたいですもの。

相部屋は気が合う人たちばっかりなら楽しくていいですけど、違う人生をそれぞれ65年以上も生きてきてるんですから、気に障る人もいて当然です。
そんなのが原因で起こるトラブルを未然に防ぐために、ケアスタッフや専門のスタッフが生活相談にも乗ってくれるところもあります。

特別養護老人ホームは有料老人ホームよりも割安な費用で介護サービスも整っていますし、提携の医療サービスも整っているので家族も安心できます。
それに、24時間365日体制で介護の必要な高齢者をみてくれるので、本人から、パートナーから、家族からの入居希望が後を絶ちません。

施設によっては、2年から4年の入所待ちになっています。

特別養護老人ホームの費用

特別養護老人ホームは入居一時金(入居金)として、数十万円から数千万円が必要で、さらに月々にも8万円から20万円の支払いがあります。
地域や経営母体、住居タイプ、居室の広さ、介護内容、サービス内容、要介護度会いなどいろいろな違いで差が出てきます。

月々の費用に含まれるサービス内容は、家賃と水道光熱費、食費、おむつ代、洗濯代、介護保険費が基本です。

あくまでも目安の料金なので、別途料金が必要になるところもあります。

今までは食費や居住費の一部を介護保険からの補助でまかなっていたんですが、今は原則として利用者の全額負担になっています。
なので、これでも有料老人ホームとの月々の費用差が縮まった方です。

特別養護老人ホームと有料老人ホームとの違い

●大きく違うのが、介護サービスの有無。

有料老人ホームでも介護付きなところもありますが、その分、かなり高額になってしまいます。
その点、特別養護老人ホームは安い料金で生活施設と介護施設が一緒になったようなモノですから、入居希望者が殺到するのも納得です。

●居室タイプが相部屋か個室か。

有料老人ホームのほぼ全てが個室なのに対して、特別養護老人ホームでは4人以下の相部屋がほとんどです。
しかし、最近では付加価値として個室タイプの特養もでてきています。

●費用面での優遇性。

特別養護老人ホームは国からの補助金が出るので、入居時の費用も月額利用料も有料老人ホームよりもかなり安くなる。

●入居待ち。

安い値段で介護付きの老人ホームに入れるので、入居待ちでいっぱい。
何年待ってでも特別養護老人ホームに入居したいと言う人が多いので、入所待ちの期間も年単位で長くなります。

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