有料老人ホーム
有料老人ホームと一口に言っても「健康型」「住宅型」「介護付き」の3パターンに分かれています。
それぞれで入居する高齢者の健康状態、運動機能状態によってメリット・デメリットがあります。
●「健康型」の有料老人ホームは食事サービスがついているけど、介護が必要になったら対応できないので、契約を解除しなければなりません。
費用面でも一番安くて自由度は高く、老後に趣味を思い切り満喫できます。
●「住宅型」の有料老人ホームは食事サービスがついていて、介護が必要になった場合には、訪問介護や外部の介護サービスを利用しながら今まで通りに生活を続けられます。
健康型よりも費用はかかりますが、もしものときの安心があります。
●「介護付き」の有料老人ホームは食事サービスはもちろん、内部の介護サービスもついています。
費用面では一番高いですけど、住み慣れた環境で老後を快適に過ごせます。
有料老人ホームを検討する際に、一番の悩みどころはお金。
やっぱり、継続して費用を負担することができるのかが心配ですよね。
費用を気にしなくていいなら誰だって、介護付き有料老人ホーム、もしくは、住宅型有料老人ホームが安心できますから。
有料老人ホームの費用
有料老人ホームは入居一時金(入居金)として、数十万円から数億円が必要で、さらに月々にも10万円から30万円の支払いがあります。
この金額の差はサービス内容や生活環境などの差になっています。
ここまで金額に開きがあると、ただの差というよりも格差ですね。
支払える人は安全・安心な老後をご提供しますよ、みたいな。
老後もやっぱりお金なんですね、、、と思ったあなた。
朗報です!!入居一時金が無料な施設もあるんです。
もちろん、カラクリというかちゃんとした理由があります。
月額が利用料が少し高かったり、個室ではなくて数人単位の相部屋だったり、部屋にトイレやお風呂や台所がなくて共同だったり、ものすごい田舎にあったりしますが、あまりそういったことが気にならない人には最適です。
月々の料金も約10万円ほどで済みますので、気持ちに余裕ができます。
そして、ここ重要です。
有料老人ホームでは介護サービスは受けられても、医療機関ではないので医療行為は全く認められていません。
つまり、医者に診てもらうための交通費や保険料は別途、自己負担になるので、持病があったりして定期的に通院しなければならない人は特に、施設の提携医療機関をチェックする必要があります。医療行為に当たらない、アニマルセラピーや音楽活動、園芸療法を取り入れて他との差別化を図っています。
費用面以外の決め手
有料老人ホームは費用以外にも確認しておいた方がいい点が何点かあります。
まずは立地。
家族や親戚が来やすいとか近いとかもありますし、交通の便はどうか。
他にも、住み慣れた土地勘のある地域だと馴染みやすいですし、かかりつけの病院が近いというのも選ぶ決め手になってきます。
そして介護内容。
介護が必要になったときに、どれだけの有資格者が対応してくれるのか。
入浴に必要なリフトと呼ばれる設備が、どれだけ整っているのか。
提携医療機関との連携(送迎・診察・連絡)はどうなっているのか。
生活の細かい相談ができるスタッフや施設の雰囲気はできてるのか。
あとは経営状態。
不安を煽るつもりはありませんが、実際に経営難を理由に倒産してしまう有料老人ホームはあります。
倒産後は大抵の場合、他の企業に売却されるのですが、売却先によっては当初の契約内容とは違うサービスになるケースもあるので、あまりにも入居者数やスタッフ数の少ない施設は避けた方がいいでしょう。
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